競馬舞ログ

競馬予想を上げながら、的中率、回収率UPを目指すブログです。

ジャパンカップ-考察①-

2000年以降のジャパンCにおいて1番人気は、

(7,4,6,2)

馬券外は2014年ジェンティルドンナ4着、2011年デインドリーム6着。

つまり牡馬に限れば、

(7,4,6,0)

となり複勝率100%。

 

今年の1番人気はおそらくワグネリアンかユーキャンスマイル。

一見軸にしやすいとデータ的には思える。

が馬券内に入った17頭を調べてみると、3歳馬のアーモンドアイ、ディープスカイ以外は古馬G1の勝利経験があった。(2002年シンボリクリスエスは3歳で天皇賞秋勝利)

 ワグネリアン、ユーキャンスマイル共に古馬G1未勝利。そこをどう見るか。

2014年は2番人気のハープスターも5着。これも牝馬

2011年は2番人気のブエナビスタが勝利。1番人気デインドリームとのオッズ差はわずか0.1だった。

ちなみに2000年以降のジャパンCにおいて、1〜3番人気全て馬券外は1度もない。

3歳世代のレベル

過去記事において、本年の皐月賞の上位3頭、サートゥルナーリア、ヴェロックス、ダノンキングリーの能力の高さをラップ面から絶賛した。

 

swts-lovex.hatenablog.com

 

がしかしである。秋2戦目の本番では3頭揃って連対できなかった。

特にダノンキングリーは毎日王冠、前が止まらない馬場で出遅れたにもかかわらず、あの強い勝ち方をしていたから、今回の凡走は謎。

 

①3歳世代のレベルが高くはない説

確かに今年の皐月賞のラップは歴代でもトップレベルで優秀なのだが、昨今は馬場の変化が激しく、縦の比較はあまり意味がないのか?

②3頭とも展開、調子、馬場など噛み合わない要素が何かしらあった説

 ダノンキングリーは伸びない内枠が大きな敗因だったのでは。エリザベス女王杯の週とは変わって外差し馬場になっていた。実際直前のレースまで1枠で連対した馬はゼロ。2枠連対は2頭いるが、どちらも2歳戦。

サートゥルナーリアの敗因はわからないが、6着に負けはしたものの、上位5頭はユーキャンスマイル以外G1馬。マイルCSも上位3頭はG1馬。悲観することはないのではないか。

 

 

マイルCS【回顧】-刻むラップで変わるレースの質-

12.5 - 11.2 - 11.6 - 11.9 - 11.6 - 11.5 - 11.0 - 11.7

前半の半マイル47.2は予想通りの流れだったが、後半の半マイルが予想通りにはならなかった。4F後半45.8という数字ではなく、ラップ間の数字。5Fから4Fは-0.3、4Fから3Fは-0.1、あとは順に-0.5、+0.7だ。ラップ間の秒差が小さい、つまり急加速を必要としないラップ構成なのだ。

この流れを作ったのがマイスタイル。

2015年

12.6 - 10.9 - 11.1 - 12.5 - 11.9 - 11.1 - 11.5 - 11.2

2009年

12.1 - 10.9 - 11.8 - 12.4 - 11.5 - 11.4 - 11.2 - 11.9

2015年、2009年は前半4Fがそれぞれ47.1、47.2と今年と近い。

違うのは後半で、2015年が5F→4Fで-0.6、4F→3Fで-0.8の急加速、2009年が5F→4Fで-0.9の急加速が発生している。

私が想定していたのは、このようなラップ間の秒差が激しい流れだった。

グァンチャーレがハナを取ることが前提だった。

マイスタイルが逃げたレースでの前半3F、最も速くて35.6。3番手以内に進めたレースに広げても、35.3。

グァンチャーレも同じく逃げたレースでの前半3Fの最速は35.6だが、安田記念では34.5の流れを2番手で進めているのだ。

マイスタイルが勝つ為にはハナを切って、淡々としたペースを作るしかない。思い切った騎乗をした田中勝春騎手。このレースにかける思いは相当強かったのだろう。

マイスタイルを貫いて見せ場を作った。 

今週の最高的中倍率【20191116-17】

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今週の最高的中倍率はアンドロメダSでした。自信ありのマイルCSは見事に外れました。マイスタイルがハナをきった時点で確定した外れ。詳しくは回顧で書きます。

 

 

エリザベス女王杯【回顧】-ペースと脚質、進路取り-

10月14日に実施された府中牝馬S、ラッキーライラックとフロンテアクイーンのワイドを的中させたのだが、その時の理由が今秋の東京開催は高速馬場ではある一方、同時にスタミナ寄りの馬場と考えていたから。

2頭とも1800mまでの勝利実績しかないわけだが、両馬ともにオークスで上位にきている。過去の同レースでもオークスでそれなりの順位だった馬が好走している。

さて本命はウラヌスチャームだったが、対抗はセンテリュオと府中牝馬Sの上位負け組。

 2019府中牝馬S

12.4 - 10.9 - 11.6 - 11.8 - 11.6 - 11.9 - 11.3 - 11.2 - 11.8 

前半5F58.3の流れはエリザベス女王杯には直結しない。1着だったスカーレットカラーはこの流れで、後方から差して完勝している。前哨戦ということと、本番の流れと明らかに違うであろうペース、府中牝馬Sにおける勝敗はさほど重要ではなかった。

 

2019エリザベス女王杯

12.7 - 11.6 - 13.3 - 12.7 - 12.5 - 12.8 - 12.3 - 11.6 - 11.5 - 11.4 - 11.7  62.8-58.5(34.3) -4.3

 

勝ち馬ラッキーライラックは内から伸びてきた。

前日デイリー杯での勝ち馬と同じ競馬。スミヨンはよく見ている。

同じように内を引いたウラヌスチャームにも望んでいたレースだが。。。

まあ良い位置を取れない脚質では内を選んでも無理だったろうけど。

 

クロノジェネシスは前走秋華賞の前後半ラップ差3.3から、今回-4.4と極端なレース質の違いがありながら、5着と上位にくるあたり能力の高さを感じる。

秋華賞4着だったシャドウディーヴァが15着に大敗しているから尚更。

ラヴズオンリーユーは、長期休養明けで3着。また休み明け社台系生産馬が馬券に絡むか。

エリザベス女王杯-結論-

◎ウラヌスチャーム

この馬右回り(1,3,0,3)、左回り(3,1,0,4)で一見左回りの方が良さそうに見えるが、左回りの3勝は2勝クラスまでのもの。右回りはわずか1勝だが、重賞ではローズS5着、中山牝馬S2着、クイーンS4着と掲示板を外しておらず、上がり3Fはいづれも上位だ。馬券に絡めなかったローズSクイーンSはスローペースからの3F戦だった。

今回自分の見立てでは、3F戦にはならず、4〜5F戦になるはず。

昨年の東京での2勝クラスと今年初戦の迎春Sでは、レースラップは4F、5F戦には見えないものの、この馬自身は800m地点で仕掛けにいって勝っている。

前走の京都大賞典は右回りながら7着に敗れているが、5F通過が59.7と早めのペース。エリザベス女王杯とはレース質が異なる。本番を勝つために、強い相手とスパーリングをこなしたと見る。

残り800mからの下り坂を利用して加速できるこの舞台で、天王星の如く輝くはずだ。

 

◯センテリュオ

エリザベス女王杯-秋華賞組-

 内回りの秋華賞、外回りのエリザベス女王杯

直線の短い前者は前残りが多く、直線が長い後者の方が差し馬が台頭しそうだが、実際はそうでもない。

ペースが違うからだ。

秋華賞の過去10年の前5F-後5F(上がり3F)と前後半ラップ差

2018 59.6-58.9(35.2)  -0.7

2017 59.1-61.1(37.0)  2.0

2016 59.9-58.7(34.4)  -1.2

2015 57.4-59.5(35.3)  2.1

2014 58.0-59.0(35.3)  1.0

2013 58.9-59.7(35.5)  0.8

2012 62.2-58.2(35.2)  -4.0

2011 58.3-59.9(35.8)  1.6

2010 58.5-59.9(34.6) 1.4

2009 58.0-60.2(35.2) 2.2

 

見てわかるように、スローだった2012年以外、前半5F60秒切っており、ほとんどの年で後半が1秒以上落ちている前傾ラップ。

対してエリザベス女王杯

2018 61.4-59.2(34.7)  -2.2

2017 62.0-59.5(34.4)  -2.5

2016 61.8-58.5(34.1)  -3.3

2015 60.7-61.4(36.3)  0.7

2014 60.3-59.2(34.1)  -1.1

2013 62.7-60.4(34.5)  -2.3

2012 62.4-61.0(36.4)  -1.4

2011 57.5-61.7(37.1)  4.2

2010 60.1-60.3(36.3)  0.2

2009 60.5-60.9(36.8)  0.4

 

こちらは逆にハイペースだった2011年以外、前半5F60秒以上かかっている。ほとんどの年で後半が1秒以上早い後傾ラップ。

200m違うだけでレースの質がこれだけ変わる。

秋華賞は3冠の最後、直線が短いことから前々への意識を生み、エリザベス女王杯は直線の長さがゆったりとしたペースを生むのだろうか。

 

2005年、個人的に大好きなスイープトウショウ秋華賞を前半5F59.9の流れを4角16番手から豪快に差し切っているが、次走エリザベス女王杯では61.0の流れを4角15番手で5着に敗れている。

最近では、2017年ディアドラが前半59.1(重馬場だったからかなり早いペースだろう)の流れを後方から差し切ったが、次走エリザベス女王杯では62.0の流れになり、12着。リスグラシューも2着→8着だった。

 

2019秋華賞 58.3-61.6(36.4)  3.3

今年の秋華賞は例年通りの前傾ラップだが、前後半ラップ差が3.3と秋華賞史上最大。エリザベス女王杯が同じようなペースになるとは考えづらい。

上位入線したクロノジェネシス、シャドウディーヴァ共に差してのもの。

クロノジェネシスに関しては、ある程度前目につけられるし、スローの流れだった阪神JF桜花賞でも馬券には絡めている。またエリザベス女王杯はスローにはなりやすいが3F戦にはなりにくく、スローを意識してか仕掛けが早く4F戦になりやすいことから、大崩れすることはないかもしれない。が、同世代間のG1で負けている以上、スローの流れが得意とは思えないし、前走の消耗戦でのレースが楽々の勝利だったから尚更。

過去10年秋華賞エリザベス女王杯を連続連対したのは

2014年ヌーヴォレコルト2着→2着

2013年メイショウマンボ1着→1着

2012年ヴィルシーナ2着→2着

2011年アヴァンチュラ1着→2着

 

2014年、2013年は秋華賞の前後半ラップ差が比較的小さい。

2012年は秋華賞史上最も前半5Fが遅く、エリザベス女王杯も同じような流れになった。

2011年は逆にエリザベス女王杯史上、前半5Fが最も早い57.5で秋華賞と同じく前傾ラップになった。

それより前に遡ると、2007年ダイワスカーレット、2003年アドマイヤグルーヴスティルインラブ、2002年ファインモーション、2001年ローズバドがいるが、いずれも秋華賞を逃げ先行で勝った馬か、エリザベス女王杯が57、58秒台になっているのだ。

 

これらを考慮すると、クロノジェネシスを連で買う選択はあまりしたくない。

極端なペースでの好走馬は疑え、である。